Archive for 2006年5月

Published by Yoshimi on 2006.05.19

スンドゥブの作り方・アメリカの場合

お店でスンドゥブを食べるのもいいけれど、家でも作ってみたい!というあなたのために、レシピをご紹介しましょう。

これはある韓国料理レシピ本(アメリカで購入)にあったレシピを一部変えたものです。牛肉と海鮮のうまみが溶け合って、コクのあるおいしいスンドゥブができます。
大抵の材料は近所のスーパー、もしくはアジアングロッサリーのお店で手に入ります。唐辛子粉だけは必ず韓国製を購入してください。甘味と味がある韓国製の唐辛子粉を使ってこそ、スンドゥブの味になります。

材料(1人前):
絹ごし豆腐、または韓国スーパーで購入できる、ビニールチューブに入った充填式extra soft豆腐1丁
アサリ(clam)5個
殻つきえび2匹
牛肉(細かく刻む)2~30gくらい
生がき3個
あさりブイヨン粉末(右写真:韓国スーパーで入手のこと)小匙1/2弱、もしくはclamjuice(普通のスーパーのツナ缶売り場にある。小瓶に入っている)
煮干と昆布と大根の出し汁1カップ(作り方は下記)、または水1カップに煮干を数匹加えてだしをとったもの、または煮干だしの素を溶いただし1カップ
塩、サラダ油、唐辛子粉(韓国製のもの)各小匙1/2
ねぎの小口切り
(韓国料理で必ず使うにんにくやごま油は入っていませんが、好みで入れてもいいでしょう。)

作り方:
1.材料を全て鍋に入れ(豆腐は崩して入れる)、ふたをせずに強火で10分煮る。
お好みで、食べる直前に生卵を加えてもおいしい。

※昆布と煮干と大根のだしの作り方
水10カップに対し煮干大10匹、昆布10*10cm、大根2.5*5cmを入れて、中火で20分煮る。

以上のレシピは、お店のスンドゥブに近いものとして紹介しています。もともとシンプルで応用が利く料理ですから、豚肉、キムチ、マッシュルームなど、家にあるものを適宜加えたり、変えたりしてOKです。
一人用の韓国土鍋(トゥペギ)を使って作ると、よりお店のスンドゥブに近くなります。専門店では豆腐が鍋にこげつかないように鍋にラードを塗るそうですが、ごま油でも代用可能です。

Published by Yoshimi on 2006.05.19

スンドゥブの食べ方(アメリカの場合)

・メニューの選び方、注文の仕方
メニューは数種類用意されている。注文する際には辛さの段階を合せて注文しなければならない。アメリカNJ州のSo Kong Dongの場合、Plain, Seafood, Pork, Kimchi, Beef, Seafood&Beef, Mashroomなどの種類がある。そして辛さの段階は5段階あり、No Spicy, Little Spicy, Medium Spicy, Spicy, Very Spicyとあり、No Spicyは全く辛くないので、子どもでも食べられる。
スンドゥブ専門店の場合、スンドゥブの他にバーベキュー(焼肉)を置いている店も多い。その場で焼くのではなく、厨房で焼いて持ってきてもらう形になる。
注文のあとに突き出しが出てくるので、スンドゥブ1人前とバーべキューを頼むとそれだけで十分に満腹になるので注意する。 料金は大抵8ドル前後。

・突き出し
スンドゥブチゲを注文すると突き出し数品が並べられる。おかずの内容は季節によって少し変わるが、水キムチ(汁ごと供されるキムチ)、白菜キムチ、きゅうりの辛味合え、もやしのナムル、イカの塩辛など。おかわりも自由。同時に生卵を持ってくるが、これはあとでスンドゥブに入れるためのものなので置いておく。

・食べ方
突き出しを食べているとまもなく一人前の鍋に入ったスンドゥブと、石釜で炊いたご飯が運ばれてくる。机に鍋が着たら、まず卵をスンドゥブの中に割りいれる。そしてお好みでかき混ぜる。
あとは、ご飯を食べながらスンドゥブをいただく。この際、スンドゥブの鍋にご飯を入れて楽しむのも自由。

・おこげのお茶漬け
石釜のご飯は、大鍋の場合は運ばれてきたらお店の人が1人ずつご飯をよそって、石釜にコーン茶を注いでいく。これは石釜に残ったおこげをお茶漬け(ヌルンジ)にするためである。1人ずつの石鍋ご飯が運ばれてくる場合は、できればお皿にご飯を取り分け、石鍋の中にコーン茶を自分で注いでヌルンジを作ろう。これはスンドゥブを食べ終わった後にいただくと、口がさっぱりし消化を助ける。

Published by Yoshimi on 2006.05.19

日本におけるスンドゥブ事情

日本で始めてスンドゥブ専門店がオープンのは2003年、大阪・新地で「まん馬」というスンドゥブ専門店だった。数ヶ月遅れてOKKIIが大阪・豊中市にオープン。いずれの店舗も、ロサンゼルスのスンドゥブ専門店の味やスタイルを参考にした。スンドゥブのおいしさは口コミで広がり、関西でじわじわと知名度が上がっていった。

2004年頃より、韓国ドラマ「冬のソナタ」の大ヒットによる韓流ブームが起こった。その波に乗るかのように、スンドゥブ専門店が関西以外にも広がっていく。名古屋では2004年6月にBSD Dubu Houseが、関東にはBCD Tofu Houseが2005年11月に大久保にオープンした。

2006年には、韓国の人気女優チェ・ジウとイ・ジョンヒョン演じる姉妹が韓国家庭料理店「チャメ」(韓国語で「姉妹」の意)を経営するという設定のドラマ『輪舞曲 ロンド』がTBS・毎日系で放映され人気となった際、劇中でチェ・ジウが食べたスンドゥブに注目が集まった。その後、2月に劇中に登場した料理店「チャメ」が、実際にロケにも使用された店舗を使いスンドゥブ専門店として神奈川県溝の口にオープン、同年3月には牛角グループでスンドゥブチゲを販売開始、同じく3月にコンビニam/pmで「チャメのスンドゥブチゲ」が発売された。そして4月にはおしゃれな町表参道にスンドゥブ専門店「東京純豆腐」がオープンした。

このように続々と日本でのスンドゥブ注目度が高まっている。

Published by Yoshimi on 2006.05.19

スンドゥブとは

韓国ではスンドゥブといえば日本で言う絹ごしよりも柔らかい豆腐「純豆腐」(水豆腐、と書く場合もあるらしい)の事を指す。しかしここで取り扱うスンドゥブはスンドゥブチゲのことである。
スンドゥブチゲとは韓国料理のひとつで「純豆腐鍋」と書く。純豆腐を主体としたスープで、だしとしてチョゲ(あさり)を使用し、肉(豚または牛)や野菜を加え、コチュカル(唐辛子粉)やタテギ(唐辛子を使った合せ調味料)を使って辛味をつけたものだ。韓国ではごく普通の定食屋さんで食べられる、非常にポピュラーなメニューだ。ちなみに海鮮物のみを入れたスンドゥブは韓国語でヘムルスンドゥブ、辛味を入れないスンドゥブはヒンスンドゥブと言う。

アメリカ・ロサンゼルスでは1996年頃から、一人用の鍋(石鍋、または土鍋)で作ったスンドゥブと、ご飯、前菜などをセットにしたスンドゥブ(Soft Tofu SoupまたはSoft Tofu Potなどの名称)を出す専門店がオープンし、韓国人、日本人の間でブームとなった。その後同様の専門店がニューヨークなどのアメリカ東海岸でもオープンし、人気となっている。そしてロサンゼルススタイルのスンドゥブは韓国に逆輸入され、韓国でもスンドゥブ専門店が続々オープンし、人気となっている。